公益財団法人操風会 岡山旭東病院様 by ネットクリエイツ

PWAを活用した日本初の病院スマホアプリ「旭東San」の開発
～患者満足度と医療経営の向上で健康でエンジョイなまちづくり～

公益財団法人操風会　岡山旭東病院様

岡山市にある岡山旭東病院様は脳・神経・運動器の総合的専門病院・地域医療支援病院として地域医療に貢献されています。
ネットクリエイツではPWAを活用した日本初の病院スマホアプリ「旭東San」を岡山旭東病院様と共同開発。
外来患者様向け病院スマホアプリ「旭東San」の企画・開発・デザインをさせていただきました。

PWA「Progressive Web Apps」のアプリ構築方法ではスマートフォン（iPhone・android）で閲覧することができ、ネイティブアプリとホームページを融合した開発になります。

PWAのメリットは、利用者がアプリのようにスムーズな動作が可能な高速性、Apple StoreやGoogleストアのアプリストアからダウンロードする必要がなく高齢者の方でも簡単にインストールができる点があります。
また従来のネイティブアプリに比べて短期間で開発可能。開発工程を削減することで開発コストを抑えることができることが発注者様側にとっても開発者側にとっても有益なところです。

【外来患者様向け病院スマホアプリ「旭東san」の特徴】

① 院内サイネージと連携することで、いつでもどこでも外来診察待ち状況を確認。
② アプリ連携により自分の健康状態を管理。
③ 既存ICTの仕組みを利活用して来院前問診、ドック健診予約。
④ 最新の外来診療表を拡大閲覧。
⑤ 一次予防のための主な疾患と治療法や動画を確認。
⑥ 最新のお知らせ閲覧。
⑦ 院内立体マップ（アイソメトリック）と院内アートの連携を閲覧。
⑧ 院内アート付近のＱＲコードを読込むとアート説明と現在位置を確認。
⑨ アート作品「いいね」機能。
⑩ 最新投稿の健康情報のユーチューブ鑑賞。
⑪ オンライン診療（実装中）。

【アプリのロゴデザインについて】

ロゴは旭東病院様の屋上にある球体シンボルをモチーフに病院ロゴを組み合わせました。
四角いドットはデジタル、灰色の中にある病院ロゴの色でアートを表現。
ロゴタイプは、文字の線が岡山旭東病院様の「東」=右側になる部分を斜めに切り、東から光が差しているようなイメージにしました。

【今後について】

ネットクリエイツでは病院勤務経験を活かして患者様目線、スタッフ目線でシステムの保守管理、機能について今後もご提案させていただきます。
病院スマホアプリで医療費支払いや後払いのキャッシュレス対応、健康ポイント付与、電子雑誌閲覧、外部医療機関との地域医療連携活用、マイナンバーカードとの共存など患者様にとって便利な機能を岡山旭東病院様と一緒に検討していきます。
岡山市中区全体で多業種との情報交流や健康意識向上に繋がる「健康でエンジョイなまちづくり」に貢献していきたいと思います。

: 岡山旭東病院　
IT推進センターCIO
情報システム室室長
　榊原　祥裕　氏

このたび数年前から構想していた病院スマホアプリについてリリースが実現できました。
アプリでは外来での診察待ち状況を確認できるので、混雑する待合でお待ちいただく必要もありません。検査結果などの医療情報を見ることができるPHRアプリやAI問診もアクセスしやすくなっています。アート案内の機能も開発して、アートと医療の融合をコンセプトにしている当院自慢のアート作品の数々をアプリからお楽しみいただくことも可能です。
アプリ内の院内マップに表示された作品番号とも連動する仕組みになっていますので、スマホを片手に広い院内を散策してみてはいかがでしょうか。興味ある作品がありましたら、ぜひアプリ内の「いいね」ボタンを押してみていただけたらと思います。
今後も院内のIT推進センターや企画広報室と連携しながらネットクリエイツさんとアプリのバージョンアップを考えていきたいと思います。