チーム医療の現場を支える
高信頼設計・大容量RAID対応ストレージの導入
医療法人オーソネットワーク たい矯正歯科様
背景
- 医療法人オーソネットワーク
理事長 田井規能 氏
医院の増築をきっかけに
データの一元管理は、以前から外付けのHDDを購入しWindowsマシンに共有フォルダを設定して利用していましたが、セファロ分析データや口腔内写真など、年々増大するデジタルデータを管理するにあたって今までの方法では効率が悪い面が浮き彫りになりはじめました。
ハードディスクが増えるたびに増える周辺機器
- ストレージが増えるたびに増える配線
外付けHDDなどのストレージが増えるたびにUPSやUSBハブ等の周辺機器が増え、コンセントもその分必要になったりと効率が悪いと感じていました。
アクセス可能なデータを部署ごとに分けたい
今までは1つの共有フォルダでデータを管理していたため、全てのスタッフが全てのフォルダにアクセスできてしまうという状態でした。
昨今高まっている個人情報保護や情報セキュリティの観点からも、部署やスタッフごとにアクセスできるフォルダを制限したいと考えました。
普段から機器の面倒を見ていてほしい
今まではただWindowsマシンの電源を入れておくだけで、機器の状況を把握していませんでした。そのため、知らない間にHDDの不良ブロックが増えて大切なデータを失ったこともあります。
院内のスタッフでは暇も知識も無いため機器の面倒を見きれないと感じていたため、今回、機器の運用管理もネットクリエイツに任せることにしました。
効果
導入効果
- 新しく導入したオープンソース型NAS
ファイルサーバをWindowsマシンからオープンソース型NASに置き換えたことにより、物理的スペースが広くなり、複雑化していた配線もスッキリしました。
オープンソース型NASはRAID機能(複数のHDDに同じデータを同時に書き込む技術)によりデータを分散して記録できるため、HDDの故障によるデータの損失に対する耐性が向上しました。
またUPSと連動したことにより、停電による機器トラブルを未然に防ぐことも可能になりました。夏場の台風や突然の雷雨でも安心して治療に専念できます。
フォルダごとにアクセス制限をかけることによって、患者情報や給与計算など、診療スタッフと事務スタッフとでアクセスできるフォルダを分別し、より安全・確実にデータを管理できるようになりました。
費用対効果
そして何よりもうれしいのは費用対効果が大きいことでした。
当初、ファイルサーバとしてWindowsサーバの導入を考えていましたが、OSやウイルス対策ソフト、バックアップソフトのライセンス費用、OSやウイルス対策ソフトのアップデートにかかる費用、また年中電源を入れておく電気代などを考慮すると、Windowsサーバの導入には莫大な費用が必要でした。
それに比べて、ネットクリエイツから提案されたオープンソース型NASは、大きなウエイトを占めていたライセンス費用が必要無くなったことで安価になり、費用対効果は比べ物にならない程高いものとなりました。
- たい矯正歯科 事務部門
チーフ 山本智美 氏
現場の声
以前は使いたいファイルが置いてあるPCでしかできなかった作業が、ファイルサーバを導入してからは院内のどのPCからでも必要なファイルにアクセスして作業することができるようになり、とても便利になりました。
よく、ファイルを他のPCに移動して作業をしているとどのファイルが一番新しいファイルなのかわからなくなっていたのですが、データが一元管理されるようになりそういったトラブルも無くなりました。ファイルサーバならWindowsからもMacからも利用できるので複数のスタッフによる作業分担が楽になりました。
ネットクリエイツの専門スタッフがファイルサーバを常に監視してくれるので、機器トラブルが発生してもすぐに復旧してもらえます。頼りにしています。
医療法人オーソネットワーク たい矯正歯科
- 所在地
- 岡山県岡山市北区青江5-1-1 ライフプラザ青江3F
- 代表者
- 理事長 田井 規能
- 業種
- 医療
- URL
- http://www.tai-ortho.com/