わけあってWindowsでメールサーバを構築してみるテストを行っていたのですが、特定の相手からのメールが届かないという問題に遭遇しました。
昔、Windows 2000の頃に使っていたXMailというMTA(メールサーバソフトウェア)を思い出し、早速、最新版のXMailを導入してみました。
すらすらとセットアップを終えてお風呂に入ったのですが、寝る直前になって自分のメールアドレスからは届くのに知り合いからメールを送ってもらうとなぜか届かないことが発覚・・・。
SMTPログを見ていると「SMTP=ESSL」というエラーが大量に記録されていることに気がつきました。
Google検索で調べたところ、XMailはVer.1.24からデフォルトでSSL/TSLオプションが有効になり、SSLの設定をきちんとしていないとSSL通信を開始しようとする相手方メールサーバから受信できないとのこと。
早速、SSL/TSLオプションを無効にしてメールが届くようにしました。
server.tabを下記のように編集
【変更前】
#”EnableCTRL-TLS” “1”
#”EnablePOP3-TLS” “1”
#”EnableSMTP-TLS” “1”【変更後】
“EnableCTRL-TLS” “0“
“EnablePOP3-TLS” “0”
“EnableSMTP-TLS” “0”
過去に使ったことのあるソフトでも、きちんとドキュメントに目を通さないといけませんね・・・。