ネットクリエイツ株式会社 Netcreates.co.ltd.

Work事例

 

各診療台のディスプレイを有効活用
患者様の満足度向上に向けて

医療法人ティーアンドワイ グリーン歯科クリニック様

背景

医療法人ティーアンドワイ
理事長 松本 敏光氏
2008年6月 医院の移転

当院では、急きょ2008年6月に医院の移転が決まり、院内ネットワークの移設、各診療台のパソコンも増設することになりました。そこで、ネットクリエイツさんの提供するコンピュータネットワークの構築・ネットワークセキュリティの導入を行いました。

既存の機器利用に支障がないよう

これまでは、口腔内カメラの映像などを患者様に見てもらうため、各診療台それぞれにテレビ・DVDプレイヤーを設置していました。
今回の移転に伴い、すべての診療台にパソコン、液晶ディスプレイが設置されることになり、そのままでは、テレビとディスプレイの2台の画面を設置することになります。操作が煩雑になるだけでなく、設置する場所や見栄えも気になり、今回設置する、液晶ディスプレイを有効に活用し、すべての操作をパソコンで行いたいと考えていました。

提案

院内ネットワークの高速・大容量化

院内ネットワークをギガビット(1000BASE-T/1Gbps)対応のネットワークで再構成し、高速化を図ることで、大容量のコンテンツにも対応できるよう提案させていただきました。
これにより、患者様の情報や、レントゲン画像などの大きなサイズのファイルでも、各診療台で素早く確認できるようになります。また、ネットワークに余裕ができるため、さらなるネットワーク活用も可能になります。

OSS(オープンソースソフトウェア)の活用

今まではテレビを使っていた映像の操作をパソコンで行うため、オープンソースで開発が行われている media player の導入を提案させていただきました。このソフトと、映像配信サーバを利用することで、ネットワーク内の各パソコンで同時に複数のチャンネルで映像を見ることができるようになります。
また、それまで利用していた口腔内カメラ(コンポジットビデオ接続)も、各パソコンにキャプチャボードを導入することで、同じく media playerなどを使い、パソコン上で利用することが可能になります。

効果

グリーン歯科クリニック
院長 松本 ゆみ氏
患者様の待ち時間にも情報提供

今までどおり、レントゲン画像や口腔内カメラの映像を利用することで、分かりやすい説明が可能であることはもちろん、治療中の待ち時間に、ヒーリング系の映像を見ていただいたり、子ども様に向けた映像を見ていただいたり、診療中の場面、場面に合わせてディスプレイ上の情報を切り替えることが簡単にできるようになりました。

パソコンの液晶ディスプレイを情報ステーションに

一つの液晶ディスプレイも、使い方次第で、さまざまな情報を提供することができる機器であることを再認識できました。今までテレビを利用していたシーンでも、パソコンであれば、ウィンドウを切り替えるだけで、目的のアプリケーションを起動でき、非常にスムーズに利用できます。

ネットワークを活用したコンテンツで、幅広い活用を

当院では、院内掲示物やホームページなどの媒体を通じ、患者様とのコミュニケーションの機会を積極的に増やしています。
今後は、PowerPointRや写真・映像を利用したデジタルコンテンツを充実させ、院内ネットワークを活用した、患者様とのコミュニケーションの機会も増やしたいと考えています。

医療法人ティーアンドワイ グリーン歯科クリニック

所在地
岡山県倉敷市水江1番地
代表者
院長 松本ゆみ
業種
医療
URL
http://www.green-dc.com/

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