IIJ、IPv6接続機能を無償で提供する「IPv6仮想アクセス」を開始
なぜか設定方法に関するドキュメントが無かったので 「IIJモバイル セキュアリンク」 というアプリを使ってみたところ、アプリの挙動からPPTP接続であることが分かったので設定してみました。
1. IPv4インターネット接続ができる環境 と Windows Vistaが入っているパソコン を用意します。
2. 「スタート」メニューの”接続先“をクリックします。
3. [接続またはネットワークをセットアップします] をクリックします。
4. 「職場に接続します」 を選択して [次へ] をクリックします。
5. 「いいえ、新しい接続を作成します」を選択して [次へ] をクリックします。
6. 「インターネット接続(VPN)を使用します」 をクリックします。
7. インターネットアドレス欄に”ipv6a.2iij.net“、接続先の名前欄に 任意の名前(IPv6トンネルとか) を入力して、 [次へ] をクリックします。
8. ユーザー名欄に IIJモバイルで使用している接続ID、パスワード欄に IIJモバイルで使用しているパスワード を入力して、 [接続] をクリックします。
(”このパスワードを保存する”オプションは任意です。)
9. 設定が完了し、接続が開始されます。
10. 接続できました。 [閉じる] をクリックします。
11. 「公共の場所」をクリックします。
12. ネットワーク設定が正しく設定されたら [閉じる] をクリックします。
13. Internet ExplorerなどのWebブラウザを開いて、アドレス欄に”http://www.kame.net“と入力します。
“The KAME project 1998.4-2006.3″というタイトル下の 亀さんが動いていたら IPv6インターネットへの接続は無事完了です。
お疲れ様でした。
メモ:
実はIIJ以外のISP(プロバイダ)からでも「接続」してIPv6インターネットを楽しめます。
IPv6アドレスは DHCPv6 で動的に1個貰えます。340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456 個中、たった1つ・・・
DNSサーバもちゃんとあります。(プライマリ 2001:240::11、セカンダリ 2001:240::12)
複数のパソコンに同様の設定をすると複数のパソコンから同時にIPv6インターネットが利用できます。
もちろん、Windowsファイアウォールの設定にさえ注意すればお互いにIPv6インターネットを介して通信できます。
フリービットのfeel6でIPv6インターネット接続中のテストサーバにもちゃんとアクセスできました!